京都要庵歳時記「平成21年 水無月の京都府立植物園」(2) |
塩や酢で魚を〆ますと魚が腐る早さを抑えることが出来ます。鯖は塩で〆る以外にも獲れた鯖の内臓を取り、頭から串に刺して直に浜で焼く『浜焼き』も有名で、そのような処理をして京都まで〆鯖や浜焼きを運びましたので、京都人も美味しくて栄養が高い若狭からの鯖を食べることが出来ました。また鯖だけでなく甘鯛も(京都ではぐじと言いますが、、、、。)同様に運ばれました。
鯖街道の出町柳の話になりましたが、加茂川を歩いて京都府立植物園の正門に到着します。北大路通から正門までは道の両側に茂っているケヤキの木々の新緑が迎えてくれます。京都府立植物園は北大路通から入る正門と北山通からの北門がありますが、交通のアクセスは地下鉄で行ける北門が便利です。
(6月9日 要庵 主人書)