京都要庵歳時記 『平成20年 時代祭』(4) |
ところで、京都市民が参加する時代祭ですが、「ご主人も参加されるのですか?。」と、よくたずねられますが、「今ままでに一度だけ参加したことがあります。ちょうど13年前ですが!!!・・・。」とお答します。ずいぶんと色あせて来ましたが、今でも参加した時の記念写真を大切に残しています。坂本龍馬や桂小五郎・中岡慎太郎ら明治維新の立役者となった28名の武士や公卿の列に参加しました。
主人の役は近衛公卿でした。なぜその役を選んだかと言いますと、この役だけ御付人がつけられるからです。折角の機会なので、娘と息子が付人になり、家族全員で参加したかったです。女将も着物を着て御所から平安神宮まで一緒に歩きました。集合も午前7時と早く、衣装合わせ、着付け、さらに着付けが終れば、トイレに行けないので、飲物も食物も取ることは個人の自由ですが、万が一のことがあれば大変です。
ほとんどの参加者が我慢して、子供たちも大変だったと思います。時代祭りは12時出発ですが、参加者は10時30分には御所で割り当てされている待合場所に行かなければなりません。しかし、家族や身内の方も駆けつけて、記念撮影のシャッタ−の音が絶えませんので、時間を感じることは無かったです。出発するまでが大変ですが、スタ−トしましたら、歓声をかけて下さり、とてもイイ気分で行進出来ました。今でも、本当に素晴らしい思い出です。
(10月31日 要庵 主人書・・・・親は進化しませんが子供は進化します。)