京都要庵歳時記「ひと足早い 要庵 神無月 玄関のしつらい」萩と紫式部(1) |
ですから、九月になって秋の七草を飾るのが真っ当な考えですが、一方、あまりにも風知草とススキが立派に育ったので、そして、それらが秋風になびく姿がとても美しいので、秋草かどちらを飾ろうか?主人も悩んでいました。もう一つは、九月の歳時があります・・・・・。つまり十四日の仲秋の名月と二十三日の秋分日のお彼岸の歳時が大きく影響します。つまり仲秋の名月に無くてはならないものはス
スキ、お彼岸は萩です。
・・・・・と言うことは、仲秋の名月まではススキと風知草、そして九月十四日が過ぎれば、萩をはじめ秋草を飾れば良い!!と言うことになりますが、、、、。主人もそのように考えましたが、その萩の花に蕾が着かなく、着いても蕾の先が「先枯れ」してしまいます。多分、夏の間、特に八月の水不足の影響でしょう。毎朝、必ず水を与えているのですが、日中の天気が良すぎて、日光が照り過ぎた、かと思います。午後に水を十分に与えれば良かったのですが、、、、、。
(9月26日 要庵 主人書)