主人と女将のひとり言 『Opus One(オーパス・ワン)』(3) |
お互い同じころに新しい店にしたこともあり、ビストロと宿で職種は違いますが、飲食やサービス業として話す内容の共通点も多く、遅くまで色々な話をして懇親を深めて行きました。シェフも今回の閉店に関して、前回契約を行なった2年前からぼちぼち考え始め、さらにこの秋の契約更新のことを考え、老朽化、料理を見直すための時間、ひとりで商いを行なったことにより体力の減少など、いくつかの理由が重なり決断をしたと言っていました。
ただし、料理業界から引退するのではなく、原点に戻り、自分が料理業界に若くして入った時の気持ちになり、新しい店創りの目標もまだまだ持っていると、、、。主人もシェフに『先ずは、Opus Oneでしたね。これからはOpus Twoで行きましょう!!第一楽章から第二楽章へ進みましょう!!』とカリフォルニアワインで有名なOpus Oneに例え頑張れ!!の心を込めて言いました。また素敵な店で再会することを心より楽しみにしています。夏から秋へと京都は変わります。主人も女将も初秋を向え、心を持ってもっともっと頑張ろう!!。と
(8月24日 要庵 主人書)