京都要庵歳時記 『西川勝 陶展/化身』(1) |
西川勝さんにとって動物は、いとおしく魅力的な存在ですし、自然のはかなさや大切な何かを動物を通して表現されることが終生のテーマと思われます。以前から取り組んでおられる動物の造形に、遊び心のある文様などを描くことで神秘的に表現された、オブジェや花器、蓋物、陶額など70点が展示されています。
伺った時に、運良く西川さんと奥様が画廊におられましたので、話をすることが出来ました。西川さんが言うには『動物の魅力から離れられず今に至っています。その姿の面白さ可愛らしさのみならず、より精神的にプリミティブな表現につなげていけないかと模索しています・・・・・・。』
(7月20日 要庵 主人書)