京都要庵歳時記 『文月の要庵玄関のしつらえ/風知草とススキ』(2) |
昨年、平成18年の7月の要庵歳時記には以下のことを書きましたが、『ススキも強そうに見えますが、鉢植えで育てると、どうして茎が弱く、 ついつい折れてしまいます。また日光がとても大好きな植物ですが、どうしても要庵で育てていますと日当たりも限られてしまいますので、穂先が弱くたれてしまい、そのため茎が折れてしまいます。写真でも分るように情けないくらいです。そのため先ず折れ曲がった茎や穂先を切ります。』
しかし、1年前から要庵の玄関のしつらいの鉢の全てを自宅に運んで育てましたが、要庵の庭よりも日当たりも風通しも良いので、全ての鉢の成長が良いです。茎が折れたり曲がったりすることなく、スクスクと育ち力強い茎になりました。自然の力は本当に凄いな〜〜!!!と改めて思いました。
(7月6日 要庵 主人書)