主人と女将のひとり言 『リサイクルの京都の知恵 金継ぎと表装』(1) |
主人がお世話になっている表装屋さんに『何とか額の絵を掛軸に作りかえられないかな〜〜?。』と聞きましたら、『何とか頑張ってやってみます。』とうれしい言葉が返って来ました。しかし全ての額の絵が掛軸に代えられることは出来ないので、出来そうな絵を選んでお願いしています。
額から掛軸に代える時に一番難しいのは絵を外す時らしいです。傷をつければお終いですし、丁寧に丁寧に手仕事を行ないます。それにしても出来上がった掛軸を改めて見ますと惚れ惚れします。木箱から出して掛軸を広げる瞬間は心地良いひと時です。額を買って、さらに表装にするためにお金を支払って、とても贅沢なことです。それにしても額縁も表装も良し悪るしによって出来はこれほど違うのか!!!とつくづく思います。
(11月9日 要庵 主人書)