京都要庵歳時記 祇園祭の花 『檜扇(ひおうぎ)』 |
檜扇の葉の並び方が、「檜扇/ひおうぎ(ヒノキの薄い板を綴じあわせた扇)」の形に似ているところから、名が付けられたと言われています。扇子=夏、夏の訪れを告げる花として、京都では昔から祇園祭の7月に飾られていました。
一般的に鑑賞用として栽培され、夏には花が咲けばオレンジ色で斑点のある6弁の花が咲きます。この写真でも分かるように、要庵の檜扇は、これから咲きはじめますが、可愛らしい可憐な花が咲きます。京都ならではの歳時ですね。
(7月10日 要庵 主人書)