主人と女将の旅 『お疲れさん、つかの間の48時間の旅』(2) |
ゆっくりと温泉につかり、身体の芯から、ゆらぐ感じです。やれやれ、至福のひとときですね。夕食のお楽しみに山菜料理で、主人と女将の大好きな菊姫の大吟醸とともに、美味しい山菜料理をいただきます。お酒のアテに最高ですね。心から癒されますね。お食事の部屋の床には、『無事』のお軸が掛けられてあります。そのお軸を見ながら、、、、、、。
今年一年、無事に過ごせた。来年も難事が無い様にと願いが込められているのを、つくづく感じます。師走の慌しい中、時間を作り、京都を抜け出すようにして、つかの間の旅ですが、このように旅が出来るのも『無事』のおかげですし、『無事』に心より感謝いたします。働いている時間は長く感じますが、宿でもひとときは、あっと言う間に過ぎて行きます。宿の素敵な皆様に見送られて、次の所に向いました・・・・・・。
(12月22日 要庵 主人書)