京都要庵歳時記 京都要庵西冨家『冬の味覚 蟹を食す!!!』 4 |
蟹とワインのマリア-ジュ
6種類の蟹を食べて、どれも美味しく、特に3つの山場があります。
先ずはゆで蟹、次は焼蟹です。炭火で焼いた蟹の香ばしさがタマリマセン!!!。
日本酒も美味しいですが、女将のリクエストで赤と白ワインを用意しました。
女将も従妹もビ-ルの様にグイグイと飲んでいます。一方、叔母は蟹を食すのに
一生懸命です。真剣にむさぼるように食べています。こんなけ食べれば健康
でしょう|||。
最後の山場
やはり叔母の歳になれば健康が何よりの財産ですね。さて、現段階では焼蟹ですが、
3つ目の山場は蟹すきです。蟹すきは蟹のすき焼きではなく(笑い)、あらかじめ
お出汁が鍋に入れられて、そのお出汁と一緒に蟹を食べます。美味しい蟹が
運ばれてきました。野菜を含めて全て食べるにはさすがに無理です。主人が
『先ずは蟹だけ食べよう~~!!。』と言い、従妹が『お豆腐も食べたい!!。』
女将は『葛きりと椎茸は食べよう~~!!。』残されたのは白菜です(大笑い)、
やはりお鍋の中には美味しい出汁が残りますので、そのお出汁で雑炊を食べるのが
〆です。
意外とお腹が減る
蟹すきの蟹も全て食べて、最後の雑炊が食べられるようにお腹も残しています。
実際、蟹は身がスカスカなので、意外と腹持ちは短く、時間が経てばお腹が減ってきます。
その点はお肉と違いますね。ですが、最初から全ての蟹を食べることが出来ました。
それにしても従妹は蟹を食べるのが得意で、女将や主人よりも数段、食べ方が上手いです。
〆は雑炊
さあ~、雑炊ですが、その雑炊に白菜とエノキと椎茸をブツ切りして火が通りやすくして
ご飯と一緒に調理してもらいます。要庵西冨家オリジナル雑炊??、いや主人がその場で
考えた雑炊ですが、皆、美味しい美味しいと言って食べ、『こんなけ美味しかったら、
もう少し作ったら良かった!!』好き勝手に言っていますが、腹八分が一番良いです。
お腹かがパンパンに膨れたら美味しさが飛んでいきますね。
(平成27年1月27日 要庵西冨家 主人書)