京都要庵歳時記 『野上千晶展 -物語を奏でる器 Ⅱ-』 ギャラリ-Sophora 4 |
国際派
野上千晶さんは京都市立芸術大学陶磁器専攻で学ばれ、2005年に卒業後、
2007年から2年間、イタリア・Bologna(ボロ-ニア)で更に
研修を積み、帰国後、2010年には韓国・Seoulで作陶され、
同じく2010年には京都府トスカ-ナ州工芸デザイナ-交換事業にて、
Firenzeに派遣され作陶された国際派の陶芸家です。
海外研修
要庵歳時記で紹介する『中島勝乃利』さんも中南米・特にメキシコを中心として
10年近く作陶された国際派ですが、京都・日本だけでなく国際的な感覚の陶芸家が
増えてくるのではないでしょうか。日本の小さな枠からはみ出て、更に視野や
技法・ideaを拡げるためにも必要かと主人も考えます。
基本は基本
但し、海外で研修することも非常に大切ですが、それ以上に基本をしっかりと
学ぶ必要があります。基本が出来なかったら・・・・つまり土台がしっかりと
出来ていなかったら上にいくら積んでも倒れてしまい、基本は基本中の基本ですね。
このことは陶芸だけでなく何事にも言えますが。
野上千晶さんと会うことに
女将も主人も野上さんの器を気に入り、要庵西冨家オリジナルで楽しい器を
作っていただこう~~と考えSophoraさんのスタッフと相談しますと、
週末にSophoraに来られますので、直接野上さんと会って具体的に
相談することに決めました。スッタフの一言が効きましたね!!。
『若くて可愛らしい女性ですよ!!!。』と(大笑い)。
(平成26年6月20日 要庵 主人書)