京都要庵歳時記 『野上千晶展 -物語を奏でる器 Ⅱ-』 ギャラリ-Sophora 2 |
野上千晶さん
ギャラリ-SophoraさんからのDMには
『大好評の初個展から早二年の月日が流れ、今夏も野上千晶ワ-ルドが広がります。』
手ひねりで一点一点彫刻するよう作品に込められた物語は、映画を見ているように
心地よく動き出すかのよう。見るものの胸を弾ませ、クスッと笑わせたり、使って
いて心が嬉しくなるような器作りをされる野上さんの待望の作品群をどうぞお愉しみ
下さい。』
冷静に
女将も主人も、野上千晶さんの個展の初日6月13日がとても待ちどうしく、
早速伺ってきました。ギャラリ-Sophoraさんに先ず入り、作品を
ぐるり~~と見渡します。女将も主人も『Palpitaion(パルピテ-ション)』
が非常に強く感じていますので、それは素晴らしいことですが、より冷静になり
気持ちを抑えて、野上千晶さんの作品の素晴らしい作品を一点づつ観ます。
野上千晶ワ-ルド
2年ぶりの個展ですので、作品も多く展示されてあり、見ているだけで楽しく、
まさにDMで書かれた通り『野上千晶ワ-ルド』です。ひとつ一つの作品には
スト-リ-があります。最初は分からないですが、Sophoraさんの
スタッフが親切に丁寧に説明してくださり『あ!!!、なるほど!!。』と
うなづきます。
愛とはもつれあう糸のように複雑
時間の経過とともに目も慣れてきて、今度は女将と主人で野上千晶ワ-ルド
の謎解きをします。あるで『謎解きはデイナ-の後で』みたいですね(笑い)。
それにしてもよく考えてあり、例えばコップにペンでLOVEの字がもつれた
ように書かれていますが、謎解きは・・・愛とはもつれて糸(線)のように
上や下にもつれあうを意味しています(大笑い)。
(平成26年6月18日 要庵 主人書)