京都要庵歳時記 『平成26年皐月から水無月 玄関の室礼』 紫陽花 2 |
『洗心』
女将・主人そして社員さんと一緒にゴシゴシと磨き、大粒の汗を流しますが、
やはり要庵歳時記で毎回紹介しますが、磨き終わった後は綺麗になり、『洗心』
の言葉通り、心がスキットしまうね!!!。この磨き終わった時は、何事にも
変えられない素晴らしい時ですね。
紫陽花は
さて、紫陽花を飾りますが、5月下旬になりボチボチと咲き始めました・・・。
青い花が咲くのか?、ピンク色の花が咲くのか? これからが楽しみです。
要庵西冨家の玄関・北側・南側に紫陽花を2鉢飾りましたが、梅雨の季節に
なると更に一回り、二回り成長して見応えの紫陽花に成長して、要庵西富家
にお越しくださるお客様が楽しんでいただけるでしょうね。
シダ(裏白)
ところで、ガラガラと玄関の格子戸を開けた所に、以前紫陽花をはじめ草木の
鉢を置いていましたが、やはり軒下で日差があり、草木に日光が照りません。
やはり植物は日光が照らなければ枯れます。主人が大切に育てた草木が枯れて
いくのは非常に悲しいです。また一度枯れた草木を再生するのは非常に難しい
ですので、最近は置かないようにしています。そのかわり路地庭のシダ(裏白)を
育て、自然に群生しているような雰囲気にしています。
西川勝さんの人形
シダは生命力が強く、軒下でも育ちます。軒下の小さな日光が照たる場所で育ち
ますので、良い雰囲気になってきました・・・・。シダの間に西川勝さんの
作陶の人形をさりげなく、ユ-モアで置きましたが、お客様が見つけた時、
『ニッコ~!!。』と微笑んでくださればうれしいです。
(平成26年5月23日 要庵 主人書)