京都要庵歳時記 『女将の祭り好きが高じて!!』 週末の第19回鯖街道ウルトラマラソン 1 |
皐月の歳時・イベント
五月晴れ、良い天気が続いていますが、ゴ-ルデンウイ-クから2週間経った
5月17日・18日の週末は日本各地で数多くの歳時やイベントがおこなわれた
と思います。京都市内でも多くの歳時・イベントがおこなわれました。
京都・寺町通丸太町下るにあります下御霊神社や上京区の鞍馬口にあります
上御霊神社は『御霊さん』と呼ばれ地元の人々に愛されています。
地元に愛される御霊さん
特に下御霊神社は女将の実家の氏神さんでもありましたので、女将も小さな時から
馴染みがあります。今では時代の流れで夜店が少なくなりましたが、その昔
寺町通二条から丸太町の寺町通を挟んで露店が東・西側にビッシリと並んでいて
凄い賑わいでした。規制も厳しくなく、逆に今よりも安心・安全だッたと思います。
さらに各露店・夜店の出し物がそれぞれオリジナリティ-がありました。
オリジナルィ-=独自性=個性
これは露店だけでなく、旅館をはじめ数多くの店や商売でも言えることではないで
しょうか?。オリジナルィ-=独自性=個性が大切にされ、そして他店との真似を
嫌い、さらに自分なりの個性を考え・開発・創る・・・・そのサイクルが成り立って
いました。SONY・シャ-プ・パナソニックの落ち込みの一つは家電の中核が
デジタル商品のため安価な凡庸性の商品で作られるようになり、新規に開発する会社の
方が開発費を含めて損をする仕組みになりました(非常に簡単に主人なりに解釈しますと)。
下御霊神社例祭
アナログ時代では、真似をするのに時間がかかり、その時間差がさらに開発した会社に
改善・開発の時間が与えられますので、好循環が生まれました・・・・。世の中が進むに
つれて便利なことも増えますが、逆に不便さも生まれます。さて、5月18日、快晴の
五月晴れの中でもおこなわれた上御霊神社のお祭りは、まさにアナログの象徴です。
パソコンやタブレットの画面の中では表現出来ません。例祭を通じて皆で汗をかく!!!、
ひとつなる、感謝・五穀豊穣・悪霊退散・家内安全を願います。
(平成26年5月20日 要庵 主人書)