京都要庵歳時記 『お盆が過ぎれば・・・大文字山の送り火の後・跡』 4 |
祭りの後の夢跡
さあ~大文字山の大の字の場所に到着です。ここには小さな社があり、
『弘法大師堂』と言われ、8月16日の送り火の時は午後7時から般若心経
があげられ、仏前の酒で全身身体を清めて親火を灯明から移し、8時に
点火されます。大文字山の送りの由来は『仏教が一般市民に浸透する
室町時代以後こなわれてきた』と言われています。
さて、到着すれば、先ずは京都市内の素晴らしい景色をみますが、
主人は景色にも目もくれず火床に直通します・・・・。
あ~~~~、、、、。
火床を見れば、綺麗に掃除がされていて雑草も無く、輝くくらいの美しさです。
思わず、雲ひとつない天を見上げ、『護摩木はどこに行ったのか~~??。』
と言いました。8月になり雨がほとんどない乾燥した天気が続いた京都です、
残り火で火事になれば大変で掃除されたのか?。それとも大文字山保存会の
皆様が燃え残った護摩木を各々に持ち帰ったのか?理由は分かりませんが、
事実・現実は綺麗に掃除され、より一層美しくなり護摩木が何も残っていない
ことです。
京都トレイルコ-ス
事実は事実です。受け止めるしかないです。普通でしたショゲますが、場所は
場所で、大文字山です。主人のホ-ムコ-スの一つで、大の字から標高
450mの山頂まで登りますと、東山36峰の尾根を走れるトレイルコ-スが
あります。整備されいますので気持ち良く走れます。もちろん走るコ-スでは
なく、基本は歩くコ-スです。護摩木が無いことは残念ですが、帰りはこの
トレイルコ-スを走って南禅寺まで行くことに決めました。
(山頂にも人がおられ、ウオ-キングを楽しんでいます。)
(平成25年8月27日 要庵 主人書)