京都要庵歳時記 『初音の坪庭 南天の植替え』 6 |
人形と南天のコラボ
苦労して古い南天を鉢に植え替も出来、再び坪庭に目を移します。新しい南天が
納まっています。初音の坪庭の南天の植え替えも終了し、白河砂が多少、土が
混じり汚れたので、綺麗に洗い、気のヘラで整え、南天の周りを美しくします。
そしてホ-スで水を十二分に与えます。主人が自宅で愛情を込めて育てた南天
なので、坪庭が一段と引き立ち、とても良い感じになりました。京都府京丹後市・
伊根町の伊根工房の倉さんが作った人形もアクセントとして置き替えます。
粋で洒落た
新しい南天を見ると、全て新しい南天と植えかえようか???と思いますが、
自分で言うのも何ですが、それほど見事な南天です。見事と言うか、自然の匂いが
する南天です。人工的でないのが粋で洒落ています。どうしても軒下で育てますので、
この南天も葉が落葉して枯れると思いますが、今まで太陽を十二分に与えたので、
この環境に合うことを願います。自宅にはもう~1鉢再生した南天がありますので、
もし落葉し始めたら直ぐに植え替えます。
Re:Born
お客様にとっては、新しい南天を植えて方が見応えがあります。古い南天と
新しい南天を見比べますと、天と地の差があるくらい、生き生きとしています。
植え替えようかと悩んでいましたが、大汗をかいて、手と足が棒になっても
植え替えて良かったです。古い南天も大切の育てて、1年間が過ぎればまた
また美しさ・元気さを取り戻し、そして要庵西冨家に戻す予定です。植え替えが
終わってから、毎日、数回初音の部屋に行き、坪庭を楽しんでいる主人です(笑い)。
(平成25年8月14日 要庵 主人書)