京都要庵歳時記 『水無月は紫陽花の季節』 1 |
梅雨を代表する紫陽花ですが、要庵西冨家も5月から玄関に飾っていますが、
今年もおかげさまで元気に咲きました。鉢植えの草木に関して久保造園さんに
聞きますと『基本的に鉢植えで育てることに無理がある。』と答えがいつも返って
きます。その中で紫陽花を育てるのは比較的に簡単で、太陽と水を十二分に
与えれば元気良くスクスクと育ちます。
Beautiful!!
しかし、植木鉢で年月をかけて育てますと、要庵西冨家の紫陽花も、昔はひと回り
・二回り大きく、萩のように紐で吊るして玄関に飾っている年もありましたが、土が
弱ってきたのか?、小さくなって来ています。玄関に置きますので程良い大きさが
ありますので、その方が良いかもしれませんね。おかげさまで綺麗な青色の紫陽花
の花が開きとても綺麗ですね。要庵西冨家の富小路通を通られる人が写真を
撮ったり、『綺麗ですね~~。』と声をかえてくださり、主人もうれしい気持ちになり
育て甲斐がありますね。
The charms of natural color
紫陽花も多くの種類があり、白く綺麗な花を咲かしているのは隅田川です。
白い花びらをよく見ますと、淡くピンク色になっていたり、ほんのりと紫色に
なっていたり、微妙な色加減が上品で美しいですね。また根元に新しい茎と
葉が成長してきましたので少し剪定をします。剪定することによって残された
茎が元気に成長します。来年はまだ低いですが、2年後には大きく成長します
ので今から楽しみです。
(平成25年6月5日 要庵 主人書)