京都要庵歳時記 『女将の後桜を愛でる小さな旅』 1 |
桜を探しに
京都の桜はほとんど散りました・・・・・・。
残っている桜は北の山桜かもしれません。これからは北海道・東北の雪国の
桜が見頃になります。この時期になれば女将が必ず言う言葉があります。
『私はこの一カ月間、自宅と要庵西富家の往復しかしていない!!!。
桜を楽しんだのは生祥幼稚園の桜だけ!!!。もう~どこかに桜を見に連れて
行って!!!。』主人も心得たものです。逆らったら、後からは夫婦喧嘩を通り
越してエライことが起きますので、にこっと笑って『夫婦で桜を探しにどこか
行こうか~~』と。
桜・美食・温泉・静寂・買物
桜を探しに旅に出ますが、旅と言っても要庵歳時記でよく紹介する『小さな旅』
です。1週間くらい時を忘れてのんびりとしたいですが、中々自由な旅が出来ません。
夫婦ふたり揃って休むのが難しいですね。そのようなことは関係なく女将が更に
畳み掛けるように言います。『桜を楽しんで、美味しい食事をして、温泉につかって、
のんびりとゆっくりとして、買物もしたい!!!。』オイオイどこに連れて行け??
と言うのか・・・・・・・??(笑い)。
旅を組み立てる
主人も仕事の合間に色々と考えますが、決してグ-グルの検索は利用しません。
このような時は主人の長年の経験から生まれた引き出しを取り出し考えます。
・・・・・・・・・・ですが、このように旅を考えている時は楽しいですね。自分のイメ-ジで
旅が一つづつ組み立てていきます。先ずは全体像を考え、色々とプラスしていきます。
もちろん旅をするので予約も必要です。インタ-ネットを利用して簡単予約や検索して
組み立てる旅とは違った、別の良さがあり、旅をする前から楽しむことが出来ます。
旅は旅をする日からでなく、旅を考えている時からすでに旅が始まっています・・・・・。
(平成25年4月24日 要庵 主人書)