京都要庵歳時記 『要庵西富家を飾る春花の美しさ』 |
要庵歳時記に『海棠桜とユキヤナギの剪定』を書きましたが、二つの春の花は
ものの見事に美しく咲き、要庵西冨家のお客様だけでなく、富小路通を歩く
方からも『美しいですね~~!!!。』とお褒めの言葉を多くいただきました。
1年間、手間暇をかけて育てた甲斐があります。ユキヤナギも海棠桜も主人は
蕾の時が可憐で美しく大好き・・・・・・と言っていますが、満開になった姿を見て
いますと、やはり満開の醍醐味をつくづく感じました。
一番旬の花
育てる立場の主人は春・夏・秋・冬と1年間のサイクルから『花が散った~~。
新芽が吹いてきた~~。紅葉になった~~。紅葉が散って枝だけになった~~。
春を向かえようやく蕾が付いてきた~~。』と観察することが出来、草木の成長を
楽しめます。そして主人は一番旬の花を要庵西冨家の玄関に飾りお客様に心を
和んでいただきます。
楽しんで育てる
ところで、海棠桜やユキヤナギ、今年は飾っていませんがトサミズキの花が咲き、
満開になり散った後に飾る花に毎年苦労します。4月中旬から4月末が空白の
期間になります。そのため女将が3年前に買った姫椿を海棠桜の後に飾って
いましたが、しかし、昨年咲き散った後に枯れて処分しました。鉢植えの草木は
突然に枯れることがありますが、その理由は主人は分かりません。久保造園さんに
聞きましても『???。』でした。まあ~~色々とありますが、主人も楽しみながら
お客様が喜んでくださるよう楽しんで育てています。
(平成25年4月15日 要庵 主人書)