京都要庵歳時記 『世界宿文化研究学会 セレクトワイン』 2. |
世界宿文化研究学会のメンバ-は、北から
草津温泉 『つつじ亭』 信州山田温泉 『藤井荘』
信州野沢温泉 『住吉屋』 信州美ヶ原温泉 『すぎもと』
湯河原『石葉』 修善寺 『あさば』
山代温泉 『あらや滔々庵』 京都 『要庵西富家』
有馬温泉 『御所坊』 宮島宮浜温泉 『石亭』
唐津 『洋々閣』 天草 『五足のくつ』のメンバ-で、
学会の世話役を要庵西冨家の主人が務めさせていただいています。
更なる高品質の向上
世界宿文化研究学会は、出席することが義務的にならず、
出席しなければ勿体ないと思うくらい有意義な学会になるよう
努めています。そのため最低でも年1~2回は開催しています。
ゆえに学会は遊びの会でなく、真剣に今後の宿としてのあり方や
品質の向上、更にお客様が満足して下さる宿つくりを実行していく
ための学ぶ会です。
おかげさまで平成9年6月に京都の要庵西富家で初会を開いて16年目向かえました。
15年間の年月の重みと継続は力だとヒシヒシと感じます・・・・・。
ス-パ-バイザ-
また世界宿文化学会には京都在住の歯科医で、エッセイストで活躍されている
柏井壽様が出席して下さり、学会のス-パ-バイザ-的な役割をして
下さります。正直に言いまして、時には宿の主人だけでは、どうしても
緊張感が薄れる時もあります。中立の立場で、アドバイザ-として
柏井様が出席して下さることは、学会の雰囲気が凛となり緊張感が生まれます。
柏井様には、毎回ご多忙の中での出席、本当にありがたく思っています。
数時間に及ぶ会議が終わった後は、毎回お楽しみの懇親会を設営しており、
今回は深夜の2時まで白熱した議論が飛び交いました(笑い)。
(平成25年4月9日 要庵 主人書)