京都要庵歳時記「晩秋の器」須田青華さん(2) |
器の話しが自分磨きの話しになりましたが、11月中旬に以前からオリジナルで注文した山代温泉・久谷焼の”須田青華さん”の器がようやく出来上がりました。注文したのは一年半前です。山代温泉の名宿「あらや」さんからも、「須田青華さんに、器を注文したら最低でも一年はかかりますよ!ましてやオリジナルをお願いすれば、もっと時間がかかりますよ!」とアドバイスされました。
六寸のお皿
女将も主人も最低でも一年はかかると思っていましたが、やはり一年半でした(笑い)。実はお店に伺った時は、好みの絵柄の器があったのですが、平皿の器の大きさが五寸でした。要庵西富家にとって五寸は小さいので、六寸の大きさでオリジナルでお願いしました。店内には素晴らしい器、作品がありますが、お値段も素晴らしい!です(苦笑い)。
一年半の成果
待ちに待って、出来上がった器を女将も叔母も楽しそうに見ています。絵柄も色加減も形もとても品が良く、さすが”須田青華さん”の器ですね。早速、薄造りを盛りましたが、良い塩梅で、造里や八寸・焼物でもOKですし、これからも要庵西富家の懐石の色々な料理に使いたいです。待った甲斐がありました・・・・・!。うれしいです。
(11月21日 要庵主人書)