京都要庵歳時記「シャガール展 2012」京都文化博物館 |
10月3日から11月25日まで京都文化博物館で「シャガール展2012」が開催されています。シャガールは1887年、帝政ロシア領のヴィテブスクに生まれたユダヤ系の画家で、世界的に有名な画家です。フランス人かと?思いますが、ロシア人と知ってる方は少ないかも知れませんね。今回、サブタイトルで「真の芸術は愛にあるのです。」と表されているように、シャガールは妻を一途に愛し、愛や結婚をテーマにした作品を多く残したことから、「愛の画家」として知られています。
ロシア、パリ、アメリカ、南フランス
ロシア・サンクトペテルブルグで美術を学んだ彼は、1911年憧れのパリに赴き、キュビズムをはじめとする新しい傾向に触れます。その後、故郷に帰り、1915年ベラと結婚します。再びパリに戻りますが、第二次世界大戦中に渡米し、そこで最愛の妻ベラを亡くします。悲しみを乗り越えたシャガールは、戦後フランスに戻り、その名声を不動のものとし、1985年南フランスで亡くなりました。
要庵から歩いて5分
娘が観に行き、とても色彩感覚が素晴らしいと女将に報告しましたので、女将も喜んで行きました。京都の名勝の紅葉も素晴らしいですので、紅葉狩りも良いですが、「京都文化博物館」は歩いて5分で伺うことが出来ますので、ぜひ鑑賞してください。
詳しくは、http://www.bunpaku.or.jp/exhi_chagall.htmlをご覧ください。
(11月4日 要庵主人書)