京都要庵歳時記「世界宿文化研究学会IN修善寺」あさばさん(7) |
世界宿文化研究学会のメンバーは、北から草津温泉「つつじ亭」、信州山田温泉「藤井荘」、信州野沢温泉「住吉屋」、信州美ヶ原温泉「すぎもと」、湯河原「石葉」、修善寺「あさば」、山代温泉「あらや滔々庵」、京都「要庵西富家」、有馬温泉「御所坊」、宮島宮浜温泉「石亭」、唐津「洋々閣」、天草「五足のくつ」のメンバーで、その会の世話役を要庵の主人が務めさせていただいています。
有言実行の会
世界宿文化研究学会は、出席することが義務的にならず、出席しなければ勿体ないと思うくらい有意義な学会になるように努めています。そのため最低でも年1~2回は開催しています。ゆえに学会は遊びの会でなく、真剣に今後の宿としてのあり方や、品質向上、さらにお客様が満足して下さる宿作りを実行していくための学ぶ会です。
おかげさまで15年
おかげさまで平成9年6月に京都の要庵西富家で初会を開いて15年が経ちました。15年の年月をヒシヒシと感じます・・・・・。学会には京都在住の歯科医でエッセイストで活躍されている、柏井壽様が出席して下さり、学会のスーパーバイザー的な役割をして下さります。正直に言いまして、時には宿の主人だけでは、どうしても緊張感が薄れる時もあります。中立の立場で、アドバイザーとしての柏井様が出席して下さることは、学会の雰囲気が凛となり、緊張感が生まれます。柏井様には、毎回ご多忙の中での出席、本当にありがとうございます。
(11月9日 要庵主人書)