主人と女将の旅 夏の旅『商売繁盛と受験合格の祈願の旅』(6)終わり |
夜は歓楽街も無く、静かでゆっくりと過ごす事が出来ます。夕食も駅前で適当に済ませるか、それとも少し車で走って玉造温泉に泊まろうか考えましたが、前々から行きたいお鮨屋さんが市内の今市町にありますので、折角の機会ですから出雲市に宿泊しました。
主人は以前からビジネスホテルの生き残り戦略として、大きな要因のひとつは男女大浴場を作るべきであると言っていましたが、宿泊したグリ−ンモ−リスホテルも男女の浴場があり、サウナで気分良くゆっくりと汗を流す事が出来、サッパリとした気分でお鮨屋さんに行く事が出来ました。目当てのお鮨屋さんは駅から徒歩で約8分ぐらいで、看板が無ければ普通の住宅と分からないくらい自然に町内の家々ととけ込んでいます。
学生時代にバスケットボールをなさっていたご主人と素敵な奥様がつくるお店の雰囲気と、お鮨は素晴らしく、初めてお伺いしたのにもかかわらず、あたたかく迎えて下さり、お酒の勢いもあって「年内に必ず来ます!」と約束したくらいです。この日も、綺麗に冷蔵ケースに並べられたネタは食べるのがもったいないくらいでした。たかが一泊二日の旅ですが、愛用のixy600で写真を撮り、思いでをつづるだけでも、旅が数段と深くなり、旅から学ぶものの多さを実感しています。
(8月9日 要庵 主人書)