京都要庵歳時記「平成23年 祇園祭情景 宵々山」(1) |
ここ数年は京都や関西だけでなく関東や九州でも梅雨明けが遅れ、世の中の何とも言えないズレと同じように、天候も本当にズレて来ました。しかし、今年は逆に例年よりも10日ほど早く梅雨が明け、これも京都弁で言えばケッタイナ話です。昔から京都ではよく言われました、「宵山や山鉾巡行に京都の梅雨が明ける。」と……・。
今年の宵山と山鉾巡行は海の日の3連休と重なりましたので、相当な人出が予想されますので、女将と主人は15日の宵々山の昼に鉾を見に行きました。夜の歩行者天国とは違いますので人通りは多くありません。夜は歩くのが非常に困難なくらい多くの人が鉾町界隈に集まります。
(平成23年 7月15日 要庵 主人書)