
6月30日は京都市内では、多くの神社で「夏越しの祓いの神事」が盛大におこなわれました。各神社で作られた茅の輪を子供から大人まで何回もくぐられて、7月1日から大晦日の下半期の半年間のお祓いを行ない無病息災・無事を願われたことと思います。

同様に美味しい水無月の和菓子をたくさん食べたことでしょう。主人も6月のひと月間で8個の水無月を食べました。主人も水無月は大好きで、小豆の甘さと食感とともに黒糖の水無月が特に好きです。

6月30日から一夜が明けますと7月1日です。(当たり前ですが)。7月の京都は祇園祭一色になり、一般的に祇園祭と言えば16日の宵山、そして17日の山鉾巡行の2日間が祇園祭と思われがちですが、実際には月1日の吉符入りから29日祇園祭神事済奉告祭までの29日間おこなわれます。その間、色々な行事が催されています。ところで月末の31日には千日詣(まいり)がおこなわれ、31日の夜から愛宕山に登り愛宕神社で参拝すると千日分のご利益があるとされます。
(平成23年 7月1日 要庵 主人書)