京都要庵歳時記「平成22年如月 玄関のしつらい」白玉椿と雪ヤナギ(1) |
「椿は品がとても良いのと、乙女椿のピンク色と白玉椿の白色が紅白となってオメデタイ意味合いがあります。やはりこの2つの椿を玄関に飾っていると凛とします。乙女椿は1月末には咲き散ってしまいましたが、白玉椿はまだ蕾が残っていますので、2月になっても綺麗に咲きます。」と紹介しています。
昨年は、乙女椿・白玉椿・金柑を飾っていました。年末年始からお正月にかけて定番ですね。2月は同じく、乙女椿・白玉椿・金柑を飾っていました。しかし、、、、、、。平成23年の2月は何を飾る??となれば、例年と違って大きな変化があります。
その大きな出来事は昨年の夏の猛暑と厳しい残暑で、さすがに人間同様、草木も相当なダメージを受けました。
先ず、例年、育てるのに苦労しない(余り手間がかからない)金柑が暑さで、葉が緑色から黄色に変色して枯れて落葉しました。さすがに飾るのは不細工ですので、この冬は飾らず、更にダメージを和らげるために、そして春の新芽のためにひと回り、いやふた回りくらい剪定して小さくマトメマシタ。
金柑だけでなく、白玉椿も成長が悪く、蕾が例年の4分の1程度でした。2月になってようやく蕾は膨らんできましたが、咲くのは2月下旬から3月かも知れません。
(平成23年 1月31日 要庵 主人書)