京都要庵歳時記「京都日本画の誕生」京都市美術館 |
京都の日本画界は、竹内栖鳳、上村松園はじめ数多くの優れた画家を生み出し、日本の近代美術の中でもひときわ輝いています。そのような日本画の誕生と京都府画学校の創立と変還を軸にたどっていきます。京都府画学校は明治13年(1880年)、京都御苑の中で生まれ、日本を代表する芸術家たちを数多く輩出して、幾多の変還を経て、今日の京都市立芸術大学として志しと熱意ある少数精鋭の学生が学んでいます。
今年、創立130周年を向かえた京都市立芸術大学と京都市美術館で所蔵している代表的名品を一挙に公開するとともに、各地で所蔵されている重要な作品を集め、新しい日本画の創造に燃えた巨匠たちの挑戦を見ることが出来ます。女将も要庵西冨家に戻り、熱く語っています。「素晴らしい掛軸があり、要庵西富家に是非とも飾りたい!!。 」と。主人としては、「本当の良さが分かっているのか?。」と思う時もありますが、女将が良かった!!!と言っているほど、素晴らしい展覧会ですので、是非、機会があれば伺ってください。
■ 京都日本画の誕生
-巨匠たちの挑戦-
9月25日~11月7日 京都市美術館
(平成22年 10月18日 要庵 主人書)