京都要庵歳時記「平成22年 長月の玄関のしつらい 萩と紫式部」(1) |
南からの高気圧が日本列島を毎日覆い、京都の祇園祭の山鉾巡行が終わった7月17日から雨らしい雨は8月11日の台風接近の時だけでした。夕立らしい夕立もありません。庭も玄関の草木も人同様にカラカラだと思います。そのため朝夕に玄関に水をたっぷりと撒きますし、さらに草木の鉢底から水がこぼれる所は特に光合成の作用で冬場とはケタ違いの苔が生えます。
玄関に、その光合成で出来た苔の汚れが目立ってきました。また、この暑さですが、暦では初秋ですので、草木だけでも初秋の草花に替えて、季節感を出したいので思い切って替えることにしました。替えるのと同時に玄関をゴシゴシと磨いて、綺麗にしようと決めました。
(平成22年 8月30日 要庵 主人書)