京都要庵歳時記「夏の楽しい風物詩 先斗町の床」舛之矢さん(3) |
さて日程ですが、第1希望は梅雨が終わり祇園祭の山鉾巡行も終わった、7月第4週でしたが予約があり一杯で、最終的に8月第2週になりましたが、例年、祇園祭りの山鉾巡行が終わってから大文字の送り火の1か月は、天気が安定してほとんど雨が降らないので安心して床の日を選べます。特に今年は太平洋高気圧も強いので(苦笑い)主人は100%雨が降らないと思い、その日を楽しみにしていましたが、恐いのが夕立です。夕立には主人はどうしようもありません。
そして、大切な床の日に限って夕方から入道雲が張り出しあたりも暗くなります。もう~心配で、心配で。舛之矢のお母さんからも「西田さん、雨が降りそうなので、中のお座敷でしますか、、??。」と言われても、「お母さん、絶対に大丈夫!!。今日の仲間は皆、強運の持ち主だから絶対に雨は降りません。」と言い返したほどですが、雨がパラパラ、、、、、。仲間は舛之矢さんが用意してくださった甚平に着替えて、少しお座敷で待機します。
(平成22年 8月25日 要庵 主人書)