京都要庵歳時記「夏の毛虫退治 もう~嫌、、、。」(1) |
しかし、東京、横浜、埼玉、名古屋、大阪等の大都市の一極化集中により人口密度も高く更なる都市化、エアコンの普及により室外機の増大をはじめ、色々な要因によるヒートアイランド現象によって温暖化が大都市で進んでいます。ニュースの天気予報で当日や明日の最高が言われますが、あの気温は各地区の気象台の温度で、都市の市街地の温度ではないので、実際の体感温度とは違いますね。ですから、大都市より緑多い京都の方が涼しく感じると主人は思います。
さて、今年の猛暑は人間だけでなく、動物や植物にも大きな影響を与えているのではないでしょうか?。関西ではナラの木が暑さのために、害虫の侵害から守れることが出来ずに枯れてきています。京都御所のナラの大木も約20本は枯れて、6本は根元から京都御苑管理事務所によって切断されました。数十年かかってようやく見事に育ったナラの大木が害虫によって余りにも無残な枯れた姿になっています。害虫が木の幹の水を通す管を詰まらすので、水分が葉に行き渡らなくなり枯れます。
(平成22年 8月19日 要庵 主人書)