
今回も剪定した風知草や1本づつ切り終えたススキの穂先や根元の枯れた茎や葉を手ほうきで掃いて集めますと結構の量になりますね。意外に結構な量を切っています。ところで、玄関正面に飾っている萩と風知草は、早朝から午前中の太陽の日当たりがとても良いですが、ガラガラと開けた格子戸の中のススキは日当たりが悪いです。曇りや雨の日以外は毎日、鉢を富小路通に運び十分な日光を与えます。それによって枯れることなくイキイキします。もし軒下や日陰でしたら、葉や茎に元気がなく枯れます。

萩は今年初めて7月から飾りました。自宅で育てる以上に成長して、玄関の3分の1を占めるようになりました。そのため壁際と後ろ側の枝(茎)を剪定して、大雑把にならないようにまとめます。但し玄関側(南側)は枝が伸びた方が、主人好みなので出来るだけ伸ばします。

あ~~やれやれ、蚊に刺されることなく、熱中症になることなく、無事に文月の玄関のしつらえも無事に終わりました。夏の綺麗な花を飾るのも良いですが、風になびく風知草とススキを見るのも、涼しげな雰囲気を与えてくれます。今年の8月初旬は暑いですが、京都は8月16日大文字の送りが過ぎれば、初秋の風が吹きます。秋ですね~~~萩と紫式部が待っています。
(平成22年 8月6日 要庵 主人書)