京都要庵歳時記 「親友からの梅のプレゼント」(3) |
主人の中で「これは良い活け方になる!!。」と自信が出て来ました。こうなれば仕事とがトントントン、、、と不思議なくらい上手くいきます。梅に立体感を持たしたいので、前に枝が出るように形を作りますが、勝手口の横なので、せかっく綺麗に飾っても出入り業者さんが品物を運ぶ時に枝に当たれば崩れますので、そのことを頭に入れながら形を整えます。
親友の梅は大きな梅の木が1本(その中に大きな枝が2本付いています。)と中ほど大きさが2本ありました。2本の中の1本は小さくして、部屋や館内に飾ろうかと考えましたが、余分な枝を剪定する中で飾りやすくなり全て一緒に飾ることが出来ました。主人の心中では「やった!綺麗に活けることが出来た!」と正直に感じました。親友もお客様も喜んでくださり、梅もその命を生かせたと思います。玄関先なのでまだまだ気温も低く、蕾も多いので、3月上旬まで梅の花を楽しむことが出来ますね。親友に心より感謝します!!「ありがとうございます!」
(平成22年 2月12日 要庵 主人書)