京都要庵歳時記「平成21年 霜月の玄関のしつらい」乙女椿と白玉椿(2) |
・・・と、言うことは、京都の紅葉は市内の高雄や神護寺、大原の北から東福寺、泉湧寺の南と時期も少しズレますが、主人の京都の紅葉の基軸としては「京都御所」です。その京都御所の紅葉は第2週末からですね。主人も京都御所でジョギングをしていて、日ごとに美しく色付いてくるのが分かります。11月の長雨は山茶花(さざんか)梅雨と呼ばれ、天気予報では、今週4日はど雨になりますが、その雨が紅葉をより一層美しくしますね。
さて、長~~い前置きになりましたが、要庵西富家の玄関のしつらいも11月になり、秋を代表する「秋の七草」から、晩秋~初冬の草木に替えます。それにしても、萩は8月下旬に風知草から替えましたが、約70日ほど活躍してくれ、その可憐な紅白の花は、要庵のお客さまだけでなく、富小路通を歩く人まで「綺麗に咲いていますね~」と、うれしい言葉をかけてくだりました。主人もとてもうれしいです。
(11月12日 要庵 主人書)