主人と女将のひとり事 『要庵のオリジナルの器 西川勝さんの作品』 |
やはり、料理と器の関係は大切ですね。
要庵ではできるかぎり、市販されている器より、要庵らしいオリジナルな器でお料理をお出しするようにこころがけています。
要庵の器の多くは、全国的に著名な西川實先生のご子息さんの西川勝さんにお願いしています。京都山科に在住の勝さんも40歳を過ぎ、益々脂が乗って来て、良い作品を作っておられます。早春にお願いした器が何品か出来上がって来ましたので、奥様とご一緒に持って来て下さいました。割れないようにダンボ−ル箱に入れられ新聞紙で補強されています。
要庵では、月ごとの懐石料理に八寸をはじめ数品、大皿で飾りますので、どうしても市販の器では要庵の演出しようとしているイメ−ジとかけ離れる場合があります。今回、出来上がった器に鮎を盛り付けしましたが、鮎と笹と器とつるべが、うまく調和されています。この器は夏には氷を引き詰めて、八寸等を盛付けても洒落ていますね。もちろんワインク−ラ−にも使えます。(笑い)
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西川勝様の個展が6月に開催されていますので、ご案内いたします。
『西川 勝陶展 〜夜のうねり〜』
●日時/2005年6月14日(火)〜6月26日(日)
OPEN/12時〜20時 月曜休廊
●場所/MARONIE(マロニエ)
京都市中京区河原町四条上る東側 TEL.075-221-0117
(6月20日 要庵 主人書)