京都要庵歳時記「世界宿文化研究学会IN東京会議・都道府県会館(2) |
会議には、京都在住の歯科医で、エッセイストとして活躍されている、柏井壽さんが今回もお忙しい中、スーパーバイザー的な役割で参加して下さいました。宿の主人だけでは、どうしても緊張感が薄れる時もあります。中立の立場で、アドバイザーとして柏井さんが出席して下さることは、学会の雰囲気が凛として、緊張感が生まれます。柏井さんには、ご多忙にもかかわらず、出席いただけることを本当にありがたく思っています。
学会の東京会議は、午後1時から赤坂の都道府県会館で会議と研修が始まりました。今回のテーマは名古屋会議同様、益々悪化していく日本経済の中で、宿の経営にどのような具体策があるのか、皆で意見の交換をしました。3月の会議でも、それぞれの宿の数字は前年よりも落ち込んでいましたが、半年後の今回の東京会議に於きましても、さらに悪化している、、と、すべての宿からの話しがありました。
(9月3日 要庵 主人書)