京都要庵歳時記
2015-03-29T22:08:42+09:00
kanamean
京都の旅館の主人と女将が、四季美しい京の歳時や、お気に入りのお店や、お宿のことなど、普段着のままで書きました。
Excite Blog
京都要庵歳時記 『ILTM2015京都商談会』 4
http://kanamean.exblog.jp/21668417/
2015-03-20T08:59:00+09:00
2015-03-29T22:08:42+09:00
2015-03-29T22:08:42+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
プライベ-トジェットの旅から本物の旅へ
富裕層旅行者もこの20年間で少しづつニ-ズが変わって来ています。
信じられませんが、プライベ-トジェット機に乗って高級ホテルのペントハウスに
泊まる旅から、『本物にたどり着くか?』、『一生に一度の体験を得られるか?、』
そんな旅を今では世界中の富裕層旅行者は求めています。経済的に豊かな旅行者が
贅沢三昧から高品質な旅でありながら、観光用に作られたものではなく。本物の体験、
文化、習慣、伝統に触れることで人として更に豊かになることを求めます。
ランニングで巡る京都の旅
・・・・京都の高品質で本物の宿に宿泊して、観光用の京都の名所めぐりではなく、
京都の奥にある文化を再発見、歩く京都は昔からあるので、ランニングやジョギングで
京都市内を廻る、1時間=10Kmで、4時間で40Kmx3日間=120kmの距離を
走ることが出来ます。
一例ですが、色々なideaが浮かびますね。昨年2014には京都が世界で最も
影響力のある旅行誌『トラベル&レジャ-誌』のワールド・ベストアワ-ドに於いて
世界NO1の都市に選ばれました。京都にはまだまだ潜在能力があり、可能性も
あります。
英語でのプレゼンテ-ション
まだ知られていない日本、そして京都の魅力、宿文化の素晴らしさを世界の富裕層
旅行客に発信する必要があります。そのような思いからILTM JAPAN
2015京都商談会に参加いたしました。
また3月18日には数多い出展者から13件のみ20分のプレゼンテ-ションが
出来る大きなチャンスをいただき、世界宿文化研究学会を代表して女将が英語で
パワ-ポイントを使ってプレゼンテ-ションをおこないました。
(13件の顔ぶれは相当なものです。)
女将の挑戦
しかし、英語でしなけれならず、また英語版のパワ-ポントを作成しなければ
ならなかったので、その労は相当なものです。更に3月上旬にそのチャンスを得ましたので、
日程的にもタイトで時間の余裕もなく、女将と主人だけでは到底無理なので、私たちの
困っている姿を見て息子が手伝ってくれ本当に助かりました。女将も1週間ほど
仕事が終わってから深夜3時まで英語のスピ-チでプレゼンテ-ションの真剣に練習を
していました。
(平成27年3月20日 要庵主人書)
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京都要庵歳時記 『ILTM2015京都商談会』 3
http://kanamean.exblog.jp/21658253/
2015-03-19T08:59:00+09:00
2015-03-25T21:02:49+09:00
2015-03-25T21:02:49+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
商談会は
さて商談会は京都・東山高台寺にあります『ザ・ソウドウ東山京都』で3月17日
18日の2日間開催されました。この商談会はILTMの中で最も重要で出展企業と
バイヤ-と1対1の事前アポイント式の真剣な商談会です。イベント開催2カ月前
から事前アポイントメント専用システムがOPENして、全ての招聘されるバイヤ-
を選択して、更にバイヤ-達も商談したい出展カテゴリ-を選択します。
英語での超ハ-ドスケジュ-ル
お互いの要望がマッチして相思相愛になった時点で初めてアポイントメントが成立
します。そのアポイントメンとをILTM主催者が各スロットに振り分け3月17日
18日の商談アポイントメンとスケジュ-ルを全出展企業に、バイヤ-へ作成します。
出展者が満足出来る商談をおこなうために厳格な審査とアポイントメント管理こどが、
世界で最も権威のある富裕層旅行商談会と呼ばれる理由です。
(ILTMの広報に主人がなったみたいですね(笑い)。
20分刻みの超ハ-ドスケジュ-ルで全て英語でおこなわれます。
富裕層旅行とは
ところで、『富裕層旅行』と言う言葉は今から20年前から広く話なされるように
なりました。『世界の旅行者の3%の富裕層旅行者が、全世界の旅行消費の25%を
占める。』を合言葉に、目の肥えた富裕層旅行者へ、一般旅行とは一線を画した旅行を
プロデュ-スするニ-ズが高まりました。
世界の憧れのブランド
特に欧米を中心に富裕層旅行に特化した旅行会社、旅行コンサルタント、マ-ケティング
団体が台頭し、世界中の高級ホテル、クル-ズ、DMCなどが富裕層に特化した商品開発
やサービスを提供し、今や欧米からアジア、南米にも広がって来ています。そして世界中
のサプライヤ-は富裕層を取り囲み多額のお金を使わすのではなく、自らのブランドを磨き
、富裕層のニ-ズに合致するように努力します。さらに富裕層が口コミのハブになり、
大きな力を発揮し認められたら、『ブランド』になり世界の『憧れ』になります。
(平成27年3月19日 要庵主人書)
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京都要庵歳時記 『ILTM2015京都商談会』 2
http://kanamean.exblog.jp/21655128/
2015-03-18T08:05:00+09:00
2015-03-24T16:10:47+09:00
2015-03-24T16:09:42+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
京都国立博物館でのILTM記念フォ-ラム
日程は3月16日~18日の3日間ですが、16日月曜日17:00時から
京都国立博物館でILTM2015京都商談会記念フォ-ラムがおこなわれます。
フォ-ラム終了後、向かえのハイヤットリ-ジェントホテルで記念懇親会が
開催されます。記念フォ-ラムが京都国立博物館で開催することは、相当な
気合の入れ方とヒシヒシ感じます。
門川市長の挨拶で
懇親会には門川京都市長をはじめ京都の文化人が出席して先ずはオープニング
セレモニ-がおこなわれますが、未生流の笹岡隆甫家元により生け花がいけられ、
門川市長の挨拶後、乾杯で懇親会が始まります。要庵西富家の女将も門川市長と
ツ-ショットで話、京都の老舗・京都の文化・京都の宿泊施設だと短い時間で
したが、ユーモアを入れながら楽しい話が出来て良かった!!!と言っていました。
生け花と建築
また未生流家元の笹岡隆甫氏は若手で色々なセレモニ-に出演されていますが、
優秀な方で京都大学工学部建築学科の卒業です。生け花と建築は関係あるの??と
思いますが、笹岡隆甫氏曰く
『建築を志した時はいけばなを意識していたわけではなかったんだけれど、
幼い頃から身体で覚えてきたいけばなの美が、日本の建築にも見られる事を
知ったのは貴重な経験だった。日本建築を研究していくと、寺院や城郭に左右
非対称や高さの異なる三要素の調和といった、いけばなにも見られる意匠が
見つかったりとか。
・・・・・ということは、花を美しく魅せるテクニック以上に、いけばなには
日本人の美意識や思想が凝縮されているのではないか、と考えるようになった。
いけばなを発信することは京都、そして日本を発信することになるという
心構えを持てたのは建築があったからだと思う。外の世界からいけばなを
見ることができたのは、大きかった。』
と言っておられますが、今や京都の若手文化人をリ-ドする存在で頑張って
おられます。女将も主人も20年前はこのような感じでしたが・・・・あ~^、
歳を取るのは嫌ですね(大笑い)。
(平成27年3月18日 要庵西冨家 主人書)
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京都要庵歳時記 『ILTM2015京都商談会』 1
http://kanamean.exblog.jp/21653512/
2015-03-17T08:31:00+09:00
2015-03-23T22:38:50+09:00
2015-03-23T22:37:07+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
京都で
3月16日~18日の3日間 京都でILTM2015京都商談会が開催されました。
世界宿文化研究学会の12件も参加して、世界に、素晴らしい日本の宿文化を持った
12件の宿を紹介しました。
ILTMとは???、いったい何か??と思われますが、先ずはILTMの説明を
します。
ILTMは
INTERNATIONAL LUXURY TRAVEL MARKET
の略で、グロ-バルな富裕層旅行イベントであります。
先ず世界中を統括するフラッグシップイベントはフランス・カンヌで行われ、さらに
5つの地区に細分化されます。
北米・中南米に特化した ILTM Americas
アジア太平洋地区に特化した ILTM Asia
アフリカに特化した ILTM Africa
スパに特化した ILTM Spa
そして日本に特化した ILTM Japanの
ILTMを含む6つのイベントを運営しています。
富裕層旅行専門コンサルタント
ILTMは、世界中から招聘される有力バイヤ-達(富裕層旅行専門コンサルタント、
富裕層に特化した旅行会社等)と1対1の真剣なビジネス商談を行う場を提供します。
出展者の皆様に満足していただく商談とネットワ-キングを行っていくため、ILTM
では全てのバイヤ-、出展企業への厳格な審査を行い、選ばれた人々が集う
『INVITATION ONLY』のイベントとして世界中の富裕層旅行関係者
から信頼されています。
豪華なパ-ティ-やイベント
更に、バイヤ-と出展者の関係構築は不可欠です。この関係構築を効果的に行って
いくために決められた時間での商談アポイントに加え、ラグジュアリ-と呼ぶに
相応しい豪華なパ-ティ-やイベントを提供して、商談で既に会ったバイヤ-、
商談で会えなかったバイヤ-と更なる関係構築の場を活用します。
(平成27年3月17日 要庵西冨家 主人書)
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京都要庵歳時記『春旅立ちの時 神戸六甲キャンパス』 3
http://kanamean.exblog.jp/21645881/
2015-03-16T08:13:00+09:00
2015-03-20T22:20:41+09:00
2015-03-20T22:17:49+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
命の生命線
息子が言っていたのですが、『工学部のキャンパスの向かいにある、セブン
イレブンのコンビニに6年間、どれだけ投資したか?。特に1月~2月中旬が
コンビニ中の食料品が全て売切れる非常事態になるので、遅くても夜8時までに
食料を確保しなければならない。夜の11時や12時なるの、もう完売で研究室で
徹夜する時は、食料のことも考えなければならない。』
無精ひげは勉強の証?
その言葉を聞いて言いましたので、女将と主人は親ばかか?、コンビニにも寄り
ました。よく研究室で徹夜して勉強しましたので、下宿組は近くの1ル-ムマンション
に帰りますが、息子の場合は寝袋と歯ブラシを持って寝泊まりしていました。
無精ひげで自宅に帰ってきて息子を主人は頼もしく誇らしげに思いましたが、
女将にとっては汚らしい~~!!、早く髭を剃れ!!とよく言っていました(笑い)。
息子の置き土産
それでも、後10日すれば大学院卒業式なので、息子ももう~キャンパスに行く
ことは無いかもしれません。2月中旬に車で、研究室にある自分の資料や本や
Goodを大きなダンボ-ル箱に入れて持って帰って来ましたので、自分の
中で整理も出来ています。建築の本代はほとんどが主人がスポンサ-なので、
東京に持っていかないBOOKは要庵西富家の部屋に置きます。
春ですね~~4月にはフレッシュな新入生がやってきますね。
大学のキャンパスは主人は大好きです。海外の都市を伺った時は、必ずその
都市を国を代表する大学のキャンパスを訪れます。大学の素晴らしい環境が
その国の文化レベルに比例しますし、やはら学生の持っている若さが
イイですね~~!!!・・・・そのようなことを思い・考えながら神戸・六甲
キャンパスを散策しましたが、もっと時間があれば発達科学部の山手の
キャンバスまで行きたいですね。
(平成27年3月16日 要庵 主人書)]]>
京都要庵歳時記 『春旅立ちの時 神戸六甲キャンパス』 2
http://kanamean.exblog.jp/21643742/
2015-03-13T08:52:00+09:00
2015-03-20T00:00:24+09:00
2015-03-20T00:00:24+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
阪急電車で
2月末、小雨降る中を思い切って神戸六甲キャンパスまで、女将と主人は
行って来ました。阪急六甲駅で下車しまうが、特急は止まらないので、京都
から、阪急烏丸駅⇒特急で大阪十三駅で乗り換えて、特急で西宮北駅で、
今度は普通に乗り換えます。久しぶりに行きますとやはり遠いですね。
阪急六甲駅に到着しますと、今度は山手に向かい約15分ほど歩きます。
キャンパスは段々畑の様に
女将が『この登り道は結構大変やね~~。』と言いますが、子を思う親の
気持ちでしょう。帰りは楽ですが!!!(笑い)。バスで通う学生もいますが、
ほとんどの学生が歩きます。工学部はまだ駅に近いですが、キャンパスは
段々畑のように各学部ことに上に(山手に)行きますので、発達科学部は
一番山手で、それは大変ですね。
歴史ある建物 + 現代建築
それでも、広大な工学部のキャンパスまで約15分歩きました・・・。
6年前は、合格のうれしさで周りを見なかったですが、数多くの建物が
広大なキャンパスの中にあり、学生さんに2回道を尋ねて、ようやく
工学部のキャンパスに到着しました。建築学科があるだけに、神戸六甲
キャンパスには古い歴史ある建物を生かした設計がされている建築を
見ることが出来ます。
素晴らしい環境
雨降りの中に伺うのも???と思いましたが、3月は何かとドタバタする
ので、頑張ってこの機会を逃せば、今度はいつになるか??、分かりませんね。
やはり息子が在籍する時に伺うのと、卒業してから伺うのと違います。
息子が学んだ校舎を歩き、『あ~~このような素晴らしい環境で学んで
いたのか~~。』と心の中に温かいものを感じます。
(平成27年3月13日 要庵西冨家 主人書)
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『春旅立ちの時 神戸六甲キャンパス』 1
http://kanamean.exblog.jp/21638313/
2015-03-12T08:59:00+09:00
2015-03-17T21:06:25+09:00
2015-03-17T21:05:18+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
春への準備も完了??。
要庵西富家の『春への準備』のために、多くのことを紹介しました。
特に今回は竹半さんの青竹の竹垣と須田青華さんの器の話は力が入っていた
かもしれませんね。やはり予算が高い分、要庵歳時記に紹介する時の
Powerが違いますかね ???(大笑い)。
やはり平成27年の冬は寒かった
いやいや、そんなことは無いですよ。小さなことでも、例えば、今後紹介する
要庵西富家の玄関・富小路通の雑草とりでも気合を入れて紹介します!!!。
ところで、春への準備で、春になりましたが、冬ではないですね。3月2週・
中旬でも要庵西冨家の梅の花がまだ綺麗に咲いています・・・・
つまり、平成27年の冬は寒かったことを意味しています。
サクラサクは4人に1人??
・・・・ですが、いくら寒くても春は必ずやってきます。
春への準備以外にも春は人生の区切り。卒業・入学・就職・旅立ち・・・。
受験生にとっては春がくるのと、サクラサク、全ての人が桜は咲きませんね。
4人に1人か?ですが、ですが努力をすれば必ず桜が咲きます。女将と主人の
息子もおかげさまで3月25日に大学院を卒業します。6年間、京都から
神戸・六甲までよく通いました。結構通学時間は、door to door
自宅と教室は1時間40分かかったにではないでしょうか?。
キャンパス
機会を見て大学のキャンパスを見学しに行こう~~!!と思いながら、結局は
6年前の3月9日に合格発表を見に行って以来、伺っていません。不思議ですね。
何回も行っているような気がしますが、神戸に行くときに車窓からキャンパスの
建物が見えますが、見るたびに女将と主人が『あれがキャンパス~~!!。』と
言っていたので、自分の脳裏には深く刻まれたいたかもしれませんね。
(平成27年3月12日 要庵主人書)
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京都要庵歳時記 『春への準備 須田青華さんの器』山代温泉 5
http://kanamean.exblog.jp/21624991/
2015-03-11T08:03:00+09:00
2015-03-12T16:17:45+09:00
2015-03-12T16:17:45+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
器論風発
4代目須田青華さんと5代目要庵西冨家主人とで、作陶する器のことで談論風発
します、いやあ~~、器論風発ですね~~!!。先ずは女将と主人がこのような
器を作陶して欲しいと、数多い中から実際に選んでお願いします。時には須田
青華さんが、奥から大事な器を持って来て、『このような器はいかがでしょうか?。』
とプレゼンテ-ションされます。時には、『この形で基本的に作陶していただきたい
のですが、大きさは変更してください。デザインをかえてください。』と色々な
注文をします。
やっぱり須田青華さん!!!
須田青華さんとしては、自分が考えて、先代から引き継いだデザインで作陶し、
それを買っていただくのが一番ですが、主人ように、『あ~~じゃない!!、
こ~じゃない!! 』と言えば、困った顔をされる時も多々あります(大笑い)。
ですが、1年~2年経って、時には忘れたころに届いた器を見ると、さすがに
4代目須田青華さんです。さすがです!!!。ですから女将も主人も厳しい
寒さの中でサンダ-バ-ドに乗ってまで山代温泉に行きます。
色々と細やかな注文
今まではお皿や足付の■の器でしたが、今回は須田青華さんが、わざわざ要庵
西冨家のために奥から出して来てくださった四角い形の蓋つきの器に心がピ~ン!!
と響き、作陶を依頼しました。枚数は多くないです。8~10枚です。色々な
種類の素晴らしい器も使いために、そのようにしており、今回も須田青華さんが
仰け反るくらいの無理は言っていないと思いますが(笑い)、5つの絵柄を2器
づつ10器お願いしました。
汗が止まらない!!!
須田青華さんで、汗が出るくらい熱い器に関して談論風発、いや器論風発しました
ので、本当に汗をかきました!!!。
女将が『せかっく山代温泉に来たのだから、総湯の素晴らしいお湯につかろう~!!。』
『だけど帰りのバスの時間があるよ!!。』
『つかるだけ!!。』と言いながら、時間に追われるように、そして、身体が温まった
のは良いですが、今度は汗が止まらなくなり、まあ~~汗ヒヤヒヤの旅???、
ではなく春への準備・器編でした。
(平成27年 3月11日 要庵西冨家 主人書)
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京都要庵歳時記 『春への準備 須田青華さんの器』山代温泉 4
http://kanamean.exblog.jp/21624859/
2015-03-10T08:05:00+09:00
2015-03-12T15:09:06+09:00
2015-03-12T15:09:06+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
本当に欲しくなります。
4代目須田青華さんと要庵西冨家の女将と主人が器に関して話しあいます。
素晴らしく、素敵な器ばかりなので、コレモアレモ欲しくなりますが、
本当にアレモ・コレモ欲しくなります(笑い)。器に対して予算がありますので、
直ぐに予算オ-バ-になってしまいますので、欲しいけど我慢します(大笑い)。
その予算の中で、最適な器を選ぶのがコツ・大変です。
数年にひと品づつ
欲しいものばかりなので、その中のひと品になりますね。ですから、要庵西冨家
では須田青華さんの器を使い始めて6~7年なりますが、ひと品づつ買って集めて
います。まだまだですが、要庵西冨家の12か月の懐石で2か月ごとに、一品の
須田青華さんの器を使います。このまま、数年に1度のペ-スで作陶をお願いしても
被ることは無いです。また、4代の歴史がありますので、年月が経っても古臭く
なく、新鮮さを感じるのも素晴らしい理由です。
時の経過とともに輝きが増す器
出来上がった時は良いですが、時代の経過とともに、その器の素晴らしさが無くなって
しまう器もあります。一方、時代が経つごと輝く器もあります。その違いは??、
何でしょうか?。なぜでしょうか?。そこが一流と半一流の違いではないでしょうか?。
問いつめていく、磨ぎつめていく切磋琢磨して、普遍を求める姿勢が大切です。ですが、
作陶されるかた、全てがその精神で器を作っておられと主人は考えます。それでは
出来上がりの違いはなぜでしょうか?。
依頼する方も考えなければ
主人は作家の力量・センスはもちろんあると考えますが、作家に依頼する陶器屋・
個人が低い予算を言っている場合も少なくはない、しいて言えば低い予算で作陶
してくださいと依頼するところが、ほとんどではないでしょうか?。作家は作家で
限られた予算で良い器を作りたいですが、損してまでも作らない・こだわらない、
その中で少しの利益を得ようとする(当たり前ですが、、ボランティアではないので)、
ですから出来上がった作品は『まあ~まあ~・そこそこの』器になります。
(平成27年 3月10日 要庵西冨家
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京都要庵歳時記 『春への準備 須田青華さんの器』 山代温泉 3
http://kanamean.exblog.jp/21624763/
2015-03-09T14:19:00+09:00
2015-03-12T16:19:47+09:00
2015-03-12T14:19:58+09:00
kanamean
未分類
時間がじっくりとある
春への準備で、一番良いのは時間があるからです。ゆっくりとじっくりと物事を
考えることが出来ます。女将も主人も気分転換で、山代温泉にある須田青華さんに
伺い、須田青華さんの素晴らしい器を要庵西冨家オリジナルで作陶して欲しい・・・・
と心の中でブツブツと湧いてきました。実際に見て見ないと分かりませんし、実際に、
店舗まで行って『これは良い!!!使える!!。』と心の中で直感を感じなければ
なりません。
JR割引チケット<加賀温泉タクシ-代??
京都でいくら頭の中で考えても、百聞は一見にしかずの諺の通り、思い切って
サンダ-バ-ドに乗ってJR加賀温泉まで行きました。ところで、JR加賀温泉から
山代温泉まではタクシ-と路線バスがありあmすが、路線バスは1時間に1本です。
タクシ-を利用すれば良いのですが、JR西日本の割引チケットを利用しまうので、
このタクシ-料金が結構高いのです。1000円でお釣りがる料金ではなく、結構
かかります。往復タクシ-でしたらJR代の片道(1名分)と変わりませんね。
初代と北大路廬山人とのコラボレ-ション
冬は寒いですが、この時も寒かったですね~~!!!。JR加賀駅で下車して、
路線バスに乗り、バスの乗車時間は10分で、たった10分にも関わらずタクシ-代
は安くないですね(笑い)。山代温泉東口で下車して、須田青華さんのお店が直ぐに
見えます。とても趣のある立派な家・店です。靴を脱いで上がらせていただきますと、
歴史を感じる立派な雰囲気で、初代と北大路廬山人との作陶している写真が目に
入ります。
見ない方が幸せ(笑い)
また、店内にディスプレイされている数多くの器を見ると、目の肥やしになるのでは
なく、見ない方が幸せです(笑い)。理由は簡単で、どの器も素晴らしく、お金に糸目を
付けなければ『この器も、あの器も、その器も、あっちの器も!!!』本当に欲しくなる
素晴らしい器ばかりです。本当に欲しく!!!なり、要庵西冨家の料理にも良く合い
ます。
(平成27年3月9日 要庵西冨家 主人書)
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京都要庵歳時記 『春への準備 須田青華さんの器』 山代温泉 1
http://kanamean.exblog.jp/21611950/
2015-03-06T08:50:00+09:00
2015-03-07T13:54:37+09:00
2015-03-07T13:54:37+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
締め切りがない
『春への準備』と『師走の約束事・お正月の準備』との大違いは時間に余裕があるの
締め切りが無いことです。これはメリットとデメリットがあり、メリットは物事を
熟慮してゆとりを持って進めることが出来る。一方、締め切りが無いので次に次に
と、事を伸ばして実行・実現しませんね。
器
その中で、冬に器を依頼することも少なくは無いです。1年を通じて器を依頼する
のは冬が多いですね。やはり桜が咲き、気分が一新する春に新しい器を使いたいのは
女将や主人だけでなく誰でも同じ考えを持ちます。但し、器が出来上がるまでの
期間によって違ってきます。作陶期間は京都では1か月~1か月半で完成しますが、
時には半年、そして2年間待たなければなりません。
お久しぶりに
今回、要庵歳時記で『春への準備 須田青華さんの器』の場合は、1年半から2年
待ちます。時には忘れた時に電話がかかって『出来上がりました!!!。』と
うれしい言葉をいただきます(笑い)。冬のひととき、女将と主人が何気なく
『須田青華さんの所に久しぶりに伺うかあ~~。』と心の中に思い浮かびました。
おかげさまで、5~6年前から須田青華さんの器を要庵西富家で使い始めています。
要庵西冨家の懐石と須田青華さんとのコラボレ-ション
北大路廬山人と初代須田青華さんとの交流は有名は話で、九谷焼の名窯房として
第一人者で、説明するまでもありません。山代温泉を代表する名宿『滔々庵あらや』
さんの中添えで4代目須田青華さんと仲良くさせていただいています。今では
5代目も頑張って作陶されています。その須田青華さんに伺って、器を見て
そして要庵西冨家の懐石と須田青華さんの器に盛りつけて、更に素晴らしい
料理が出来まいか??、そのような思いがお正月が過ぎ、冬の時に心に湧いて
きました・・・・。
(平成27年3月6日 要庵主人書)
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京都要庵歳時記 『春への準備 須田青華さんの器』山代温泉1
http://kanamean.exblog.jp/21611844/
2015-03-05T08:01:00+09:00
2015-03-07T13:06:42+09:00
2015-03-07T13:06:42+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
春への準備が春が来ている
春への準備、大きな普請はしませんが、お正月が明けてひと段落、1月下旬ごろから
毎年の恒例ではありませんが、最近では恒例になってきました『春への準備』を
おこないます。要庵歳時記でも毎年紹介していますが、小さなことを積み重ね、
この小さなことの積み重なりが大きな礎になります。
一隅を照らす
『一隅を照らす』の言葉がありますが、ほんの小さな隅の光を大切にすることにより
その小さな積み重なりが大きな目標になり、達成への道になります。ですから、
あえて主人も『春への準備』と表して要庵歳時記に紹介して、具体的にコツコツと
前に進んでいます。何もしなければ前には進みません。行動しなければ何も生まれ
ません。今度、今度では永遠に今度になります。
先ずはやってみなはれ
また、もう~少し大きくなってから行う・・・と考えることも少なくはないですが、
この考えも、いつまでも『もう~少し大きくなってから』の状態で前に進まない
ことも多くあります。ですから、要庵西冨家では努めて小さなことでも行動行動、
『先ずはやってみなはれ!!。』の精神で要庵西冨家の宿つくりに取り組んでいます。
四季の移り変わり
その平成27年の春への準備ですが、この前がお正月と思っていましたが、主人が
好きな冬の凛とした空間も過ぎ、2月の寒さの中に温かさがある日々も過ぎ、
気が付けば3月になりました。師走・正月・節分の3か月間ですが、今度は雛祭り・
桜・新緑の3か月が過ぎればもう~6月になります。3か月ごとの四季でも、
春の3か月の移りが、一番変化があるでしょう。
(平成27年3月5日 要庵主人書)
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京都要庵歳時記 『春への準備 白梅がやってきた!!!。』 3
http://kanamean.exblog.jp/21611645/
2015-03-04T11:10:00+09:00
2015-03-07T11:13:26+09:00
2015-03-07T11:13:26+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
大吟醸のキレの様に
女将と主人が夫婦仲良く(大笑い)、女将が花切ハサミでイラヌ枝を切り、主人が
ノコギリで幹を切って整えます。傘立てに利用する大きな壺に入れてからも更に
二人で花切ハサミで切って、より一層美しくします。お鮨屋さんの下準備から今度は
造り酒蔵の大吟醸の仕込み、つまりより一層シャ-プにして砥ぐようです。
切花の宿命
小さい、小さい蕾が付いていますが、剪定しなければこの小さな蕾が段々と大きく
なり開花しますが、切花にしましたので、水分は吸いますが根が無いので養分に
よって成長、つまり蕾が大きくならずに蕾のままに終わってしまいますので、
残念ながら思い切って枝先を切ってしまいます・・・・。ですから大親友が
アルファ-ドで持って来てくれた白梅の量から、壺の中に活けて飾り終わった時
には半分以下、40%」のボリューウムになります。
正しく60%精米するの大吟醸白梅ですね(大笑い)。
京都では庭に桜を植えるバカはどこにいる??
白梅は品があり、京都の庭に多く植えられていますが、『庭に桜を植えるバカはどこ
にいる!!。』と昔から植木屋さんが言われますが、『庭に梅を植えるバカはどこにい
る!!。』の言葉は一言も言われませんね(笑い)。京都の庭と梅は昔から関わりが
深く大切にされています。
暑さ寒さも彼岸まで
ところで、丁寧に剪定した幹や枝は結構な量にもなり、60%の量は処理したのですから、
気合を入れて掃除をしなければなりません。金柑と白玉椿の量とは比較になりません。
3月になり、冬から春に暦はかわりますが、まだまだ三月上旬は寒いです。
これから、五寒二温→三寒四温→二寒五温と日増しに暖かくなり白梅も開花してきます。
玄関の海棠桜の蕾も同じように春の訪れとともに段々と膨らんできて、人だけでなく
草木・植物も春の訪れを楽しみにしています。
(平成27年3月4日 要庵西冨家 主人書)
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京都要庵歳時記 『春への準備 白梅がやってきた!!!。』 2
http://kanamean.exblog.jp/21610547/
2015-03-03T08:42:00+09:00
2015-03-06T21:45:54+09:00
2015-03-06T21:45:54+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
何事も下準備が大切
大親友が届けてくれた白梅を玄関に飾るために壺を用意して、白梅を入れますが、
大きな白梅を先ずは剪定しなければなりません。花切ハサミは細い枝を選定
しますが、太い幹ではノコギリが必要です。ノコギリでゴシゴシ切っていき高さを
調整します。『白梅をたくさん届けてくれてありがとう!!!。』と最初は思います
が、しかし選定していきますとその量は半分くらいになります(笑い)本当ですよ。
丁寧に思い切って選定をして形を整えます。この作業はとても大切で基本です。
下準備・下準備
正直言いまして、この作業は非常に大切ですが、結構手間がかかります。
丁寧に、そして時には大胆にノコギリで切ったり、花切ハサミでカットとて
先ずは余分な枝を落としておきます。お鮨屋さんに例えると握るまでの
魚の下準備ですね。市場から新鮮な魚を買って来て、開いて内臓を取り出し
骨を抜いてサバイテいきます。魚と梅の違いがありますが、その所作と
似ています。
旧来のやり方
今までは大きな壺に入れて次に壺は間口が広いので(当たり前のことですが)、
その壺の中に6個のレンガを交互に入れて幹を支える基礎を作ります。
そして一番大きな幹を入れて、もちろん太い幹はレンガだけでは支えきれないので、
幹をヒモでくくって支えますが、1本では無理で3本で支えます。
そして大きい白梅の順で壺に入れて、ひもで支え形を整え花を生けていきます。
Innovation
今回は、今までと違うやり方で、5本のしかっりとした幹を造園用の黒い
しっかりとしたヒモで2か所括り、束になりますね。その束ごと、壺の中に
入れました。多少動きますので、レンガを壺の中に3つ入れて固定していきます。
小さな枝・幹は指し花のようにさします。今回、このやり方が非常によく、
良い塩梅にいきました。但し、自然の中で大きく立派に成長した白梅に幹です
ので、節があり曲がっていますので、揃えるのも一苦労です。
(平成27年3月3日 要庵主人書)
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京都要庵歳時記 『春への準備 白梅がやってきた!!!。』 1
http://kanamean.exblog.jp/21610059/
2015-03-02T08:07:00+09:00
2015-03-06T18:15:50+09:00
2015-03-06T18:15:50+09:00
kanamean
京都要庵歳時記
まだか?まだか?
主人の大親友が白梅を要庵西冨家に届けてくれました・・・・やった!!!!。
1月末には蝋梅、年末には南天を持って来てくれて、要庵西冨家として
本当に助かっています。もちろん女将も主人も愛情を込めて大切に飾っています。
この春も3月1日の日曜日にわざわざ愛車のTOYOTAのアルファ-ドに
白梅の幹を大胆に根元から切って大切な車で運んでくれたので感謝!!
感謝です!!。
室内が汚れていないかが心配ですが、一度車をきれいに洗車して車内を
大掃除しなければなりませんね(笑い)。毎回言っていますが・・・・・。
目を大切に
二人とも眼鏡をしているのには理由があります。それは細い枝で目を突いて大切な
目を傷つけるける可能性があるからです。白梅が咲いてきましたら細い枝も蕾で
確認することが出来ますが蕾の時は小さくてわかりにくいですね。白梅を持って
来てくれたので喜んでいますが、まだまだ喜びは50%で、これからが大変です。
これだけのボリュ-ムがある枝を飾るには花瓶ではⅹ(ダメ・無理)です。
年末に飾っていました南天同様に壺で飾らなければなりません。
南天の美しい赤い実はモズのエサ
その南天も大親友がクリスマスにお正月用に届けてくれましたが、1月末までに
南天の実を全てモズに食べられました。もう~悔しくて悔しくて、お客様の
ためでなく、百舌鳥のために飾っているみたいです。例年でしたら、
2月なればどうしても切り花ですので、赤い実は色あせて葉も枯れますが、
それでも悔しいです。
大切な梅の白い蕾が、、、
2月上旬には美しく・凛とし佇まいで年末からお正月、そして冬の玄関を
飾ってた南天を細かく切って片づけました・・・・・・そのような時に
白梅を届けてくれたので女将も主人も大喜びです。
しかし、木から切った時は白い可憐な実を沢山付けていましたが、車で運ぶ
間に実が無くなるのは本当に残念です、、、、ですが、本当に触っただけでも
直ぐに取れます。海棠桜を2月下旬に運ぶ理由があるくらい、桜の蕾よりも
梅の蕾の方がよ落ちます。
(平成27年3月2日 要庵 主人書)
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