京都要庵歳時記「平成21年7月1日祇園祭の始まり」(2) |
要庵でも幕を張って、提灯を吊りますが、火災の心配があるので、提灯の中には、ロウソクに代えて電球を入れていた時期がありました。しかし、どうしても不自然で、しっくりとこないので思いきって灯りを入れるのをあきらめました。
祇園祭の飾り付けは、もちろん主人と女将の仕事ですが、お正月の飾り付けで幕を張って以来のことで、とても新鮮な気持ちになります。祭は7月1日から祭が始まり、31日で終わりますが、玄関先の富小路を通られる方も、飾り付けを見られ「あ〜祇園祭ですね。京都らしい風情ですね。」と、言われます。お泊まりになられるお客様にも、祭気分を存分に楽しんでいただきたいですね。
(7月3日 要庵 主人書)