京都要庵歳時記「水無月の玄関しつらい」紫陽花と水無月(1) |
さて6月は春から初夏になります。太陽の日差しも日増しに強くなりますので、太陽からの十二分な日光を浴びて植物もグングンと成長します。・・・・・と言うことは雑草も石と石の隙間から生えてきますし、その生命力は本当に強いです。『雑草のようにたくましく生きる!!。』と昔からよく言われた言葉です。雑草を美しいと思い鑑賞するのはよいですが、やはり抜いてしまいますが、本当に雑草の根の力は強いですね。根から抜くのはひと苦労します。
同じように水と太陽の光で光合成作用により玄関に苔が生じてきます。庭に自生する苔は綺麗ですが、玄関に出来る苔は正直に言いまして不細工で、また滑る原因にもなりますので、ゴシゴシと磨きます。
(6月2日 要庵 主人書)