京都要庵歳時記 「要庵部屋の普請(部屋を愛する)」エアコン(2) |
しかし、毎年、設備や部屋を新築や改築することは大きな設備資金が必要です。旅館の経営者にとっては設備投資を行うことは、本当に決断と勇気が必要です。館内や部屋のこの箇所が汚れてきたな〜〜、この場所が老朽化したなあ〜と感じた時は、必ずお客様も感じておられると思います。
ここを修理すれば、ここも修理したい。思い切ってお部屋のお風呂やトイレも、さらには間取りも替えよう・・・・・・??と話が大きくなり、比例して修繕費や設備の投資額も増えて、『この部屋やこの場所に多くの設備投資をしても焼け石に水だ!!もったいない!!。』と自分で言い訳を作って、結局は大小に係わらず全ての計画を中止する経営者が少なくはないです。いや実際は多いです・・・・・。
(4月23日 要庵 主人書)