京都要庵歳時記 「平成21年早春の京都迎賓館」(3) |
見学の順序は、ジュ楽の間⇒夕映の間⇒藤の間⇒桐の間⇒露地⇒廊橋⇒正面玄関と続き、カメラの撮影は『撮影可』と『撮影不可』の立札が立ててあり、主人と叔母が平成18年夏に特別見学に行った時よりも、より一層撮影できる箇所が限定されていました。実際に京都迎賓館専属の係員の方が5m間隔で立っておられ、事実、女将の横で37〜8歳くらいの男性が結界のロープから身を乗り出して撮影しかけたら、、、、、、、、、、、。
「ロープの柵より中に入り撮影はしないでください!!!。」と、とても厳しい口調で注意され、女将も「事前の注意を十二分にされているのにマナー違反は最低、せっかく高貴な気分で見学しているのにその注意を聞いて、周りの人にも不愉快な気分と雰囲気になる・・・・。」と愚痴をこぼしていました。それほど大切な建物ですので、管理には細心の注意が払われています。ですから迎賓館内には心地良い緊張感があります。
(3月3日 要庵 主人書)