京都要庵歳時記 「平成21年 如月の床飾り」梅(3) |
2階のお部屋の『梅枝』は源氏物語に由来しますが、名前のように、お部屋から梅の花が綺麗に見えます。その部屋のお軸も梅とウグイス、少し梅、梅としますが松竹梅でおめでたく早春の雰囲気もしますので、、、、。ひと足早くお客様に、春を感じていただければ思います。 それにしても綺麗な満開の梅ですね!
梅と鳥の相性がとても良いので、昔から掛け軸によく描かれます。またウグイスは冬から早春に変わる意味もあり、『春を告げる』と言われていますね。それにしても梅の開化の時期に やってくる要庵のウグイスは日頃は何処に住んでいるのでしょうね??。そのようなことを考えているうちに、雛祭りの日を向かえ春が駆け足でやってきますね。
(2月20日 要庵 主人書)