京都要庵歳時記 「お正月のしつらいの準備・・・・餅花」(1) |
その餅花ですが、お正月の玄関の床の間に年末に飾った時に、「あ〜〜お正月を迎えるな〜〜」と実感します。平成20年末の要庵歳時記にも書きましたが、よくお客様から「この餅花、どのように作るのですか?。」と尋ねられます。本当はこの餅花は、要庵の全員でお餅をついて、白餅と色粉を入れた紅餅を、柳にひとつづつ細かくちぎって付けて行けばよいのですが・・・・・・。
実は、正直に言いまして師走は、猫の手を借りたいほど、多くのことをしなければならないので、要庵の近所の『石土花店』にお願いして作っていただきます。そして、餅花はある程度のボリュームが無ければ存在感がないので、思い切って多く作るのがコツです。本数が少なければ、見られないほど貧弱で、まだ飾らないほうがマシなくらいです。ですから、お客様が思っておられるより、結構イイ値段がしますね、、、。(苦笑い)
(1月13日 要庵 主人書)