京都要庵歳時記 「お正月のしつらいの準備・・・炭俵」(2) |
それで、最近は毎年12月になれば出来る限り早く作ろう!!と思いますが、やはり師走恒例の大掃除が終ってからになりますので、12月20日過ぎになります。昔はひとりで作っていましたが、炭を俵のように積んでいく時に崩れてきたりして作るのに苦心しましたので、最近では二人で作るほうが、早くて綺麗に出来あがります。女将と一緒に作れば必ず夫婦けんかになりますので、、。まあ〜〜夫婦喧嘩しながらも作ることが出来ることも幸せですかね。
手伝ってくれる社員さんもコツを覚えて、主人と二人で『あうん』の呼吸で作れるようになりました。炭を俵にした時に崩れないように、3つ、その上に2つ、一番上に1つ炭を置き俵にして、一番下から糸ひもで仮留めして俵にします。その上に和紙をのせ、紅白の水引でくくり完成です。
(1月9日 要庵 主人書)