京都要庵歳時記「十一月恒例 ギャラリー鉄斎堂第15回書画まつり」(2) |
チェックするカタログは十一月になればギャラリー鉄斎堂さんから2冊送られて来ます。現代絵画と古絵画に分かれており、それぞれの時代の良さが出ていますので、その時のお好みで選びます。毎回、約2000点以上の書や掛軸や絵画が集りますので、その場で見ますといくら時間があっても足りませんし、また疲れも生じて来ますので、冷静な判断が出来なくなります。
それで、送られたカタログを見て、どのような掛軸が良いか調べます。重箱の隅をつつくように隅から隅まで、1ページづつチェックして印をつけていきます。もちろん要庵の部屋の床に間に掛けるので、掛軸の本数が必要で、予算も限定されます。自宅で数奇屋の部屋を造り、その床の間に掛けるのでしたら高価な掛軸が必要になりますが、、、。その場合は本当に目の保養ですね。上を見ればキリがないですね。
(11月6日 要庵 主人書)