京都要庵歳時記「篝火の部屋の普請・・・・・久保造園」(1) |
京都在住のある建築家が要庵西富家で「2階からの木の枝や葉を見て何が面白いか?。」と信じられない言葉を言ったことがありました。それを聞いた時その言葉を疑いました!!!。この人、本心からそのような言葉を言っているのか?。もし本心からであれば、その考えは直ちに変えなければ建築家として命取りになる、、、と思いました。
平屋に住み、その部屋から庭を楽しむのが一番良いのに決まっています。しかし、そのような条件で住める場所が何処にあるでしょうか?。交通の不便な田舎に住むのでしたら別ですが、京都、大阪、名古屋、東京都、、、と。限られた条件の中で知恵を搾って、アイディアを出し合って素敵な建物を作り上げて行きます。それを造り建てて行くことが仕事の建築家が、それも京都在住であれば、そのような言葉を口から言うことは信じられませんね。
(6月13日 要庵 主人書)