京都要庵歳時記 『平成20年 生祥桜まつり』(1) |
生祥小学校の運動場は、当時では珍しく、陸上グランドのようにアンツーカーの赤土で、小学生ながらそのことに誇りを持っていて、うれしかったです。建物も学区の住人の寄付で鉄筋タイル張りの最先端の校舎でした。主人が小学校の頃は1クラス30人で2クラスでしたが、その後のドーナツ化減少に伴い1クラス約12人くらいになり統合されました。
周辺の5校が統合され、一番大きな敷地の小学校が立て替えられてましたが、バブル崩壊後、土地の値段が3分の一くらいまで減少して、さらに昔ながらの呉服屋さんや旅館が廃業して空地になりました。そこにマンションが建ち並び、逆ドーナツ化現象となり新しいマンションの住民が増えて、統合された学校では校舎が足らない事態が起きてきました。
(4月7日 要庵 主人書)