京都要庵歳時記 『世界宿文化研究学会 IN 天草五足のくつ』(4) |
「五足のくつ」さんは2002年にOPENですので、もし天草空港が開港されていなかったら、OPENはされていたのか?と思いました。しかし、宿の敷地は空港よりずっと以前に購入されていたので、やはり、ご主人の山崎さんの天草への思い入れは相当に強いものであると分かります。これは、世界宿文化研究学会の会員に共通して言える事です。自分の生まれた土地で宿を営んでいること、それぞれの土地に対する愛情は素晴らしいです。もちろん主人も女将も娘も京都を愛しています!!!。
ところで、よく考えてみると日本国内の旅行で新幹線を降りて、それから飛行機に乗るというような、旅をしたことがあるでしょうか、、、。そのような旅はないと思います。空港を直接歩いてタラップからプロペラ機に乗る光景は、戦後の飛行機での旅行が始まった頃の白黒の写真を見ているようです。そんな光景が2008年にもまだ残っているのです。それが旅の不思議さであり面白さでありワクワクさでもあります。
(2月26日 要庵 主人書)