京都要庵歳時記 『京都・お正月の情景 女将の初詣』(4) |
八坂神社は本当に凄い参拝客で、具体的に言えば、要庵西富家の前の富小路通を南に下がって四条通りに出ます。その四条通りから人、人、人で前に進むことが出来なかったくらいです。もちろん車も停滞で動けないです。それでも八坂神社に初詣に女将だけでなく京都市民が初詣に行く理由は、『良いことがありますように!!!。良い年になりますように!!。』と人々の願いでしょうね。
ところで、女将は八坂神社に初詣に行きましたら、必ず買うものが二つあります。ひとつは商売繁盛と家内安全を祈願した『絵馬と魔除けの矢』です。要庵の玄関に毎年飾っております。この絵馬は、主人と女将のお気に入りで昔から買い続けています。ふたつ目は、女将の大好物の下河原の『阿月のみかさ』です。みかさは全国的に有名で多くの店で売っていますが、『阿月』さんのみかさは目の前で焼いて下さり、品の良いお味で翌日でも美味しいです。京都のお土産にも適しています。
(平成20年 正月7日 要庵 主人書)