京都要庵歳時記 『中川一辺陶 土鍋展/たち吉本店』(2) |
お鍋でもう一つの問題は、お鍋のコンロのデザインに色気がないことです。要庵では、とても洒落たデザインのコンロを使っていますが、土鍋展でも前回の3枚目の写真のようなカセットコンロにかぶせる陶器が展示されていました。これは参考商品で売り物ではありませんでした。燃料も炭を使いたいのですが、微妙な火加減が出来ませんのでカセットコンロにしています。
大小色々なお鍋が展示されていた中でも、中川一辺陶さんの土鍋は風格があります。要庵でも使っています。おかげさまでお客様が『素敵な土鍋ですね』言って下さります。ところで、主人は土鍋展に飾ってある七福神の陶板がとても気に入りました。この陶板の額も一点限りの作品です。御馴染みのスタッフに売却可?か聞きますと『もちろん備品ではありません、商品です!!』と答えが返ってきました。
(11月7日 要庵 主人書)